台風は毎年日本に大きな被害をもたらしますが、特に一人暮らしの方や九州・沖縄へ引っ越された方にとっては不安ですよね。
一人暮らしが多い賃貸マンションやアパートでは、台風の強風や雨によって窓が割れたり水漏れが起きたりする可能性があります。
初めての一人暮らしで台風が近づいてるけど、何をどう準備したらいいのか分からない。何が起こるのか不安。。
そんな方の為に今回は、台風の多い南の島での経験をもとにマンションやアパートの台風対策についてご紹介します。
以下のステップに沿って準備をしておけば、台風にも安心です!
◆メンタル対策
台風対策と言ってもどうしていいのか分からず、ただ漠然と不安だけが募る人もいると思います。
不安の要因を一つずつ解決する事で、怖がらずに台風に対応することが出来ます。
何をしたらいいのか分からない時は
状況を把握するための情報源
今どういう気象状況で何に備えなければいけないのか分かれば対策も出来ますし、情報取得は優先で備えることで安心安全へと繋がります。
スマホではインターネットが使えなくなる可能性があり、地域の放送は雨風の音でかき消されて聞こえない場合が多いです。
そのため情報ツ―ルとしてはラジオがおすすめです。
筆者の家も地域の放送はほぼ聞こえません(泣)
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予測できることに備える
備えあれば憂いなし。災害には準備が重要です。
これから説明するステップを参考にしてもらえれば大丈夫。
長くても3日あれば台風は通りすぎます!
台風が戻ってこなければ(笑)
一人で心細い時は
どうしても一人では不安という方は、家族や知人と一緒に過ごすのも良いと思います。
また近くに頼れる方がいないという方は、自治体の避難施設へ確認し、避難する事が可能であれば防災グッズを持参して避難する事も視野に入れてみてください。
避難する際は、留守にするお部屋の対策をした上で避難しましょう。
台風に慣れた地域では、友達や家族が集まり飲みにケーションを楽しむ人も多いです(笑) 備えているから出来る事です。
危険な目に合わないか怖い時は
万が一に備え次の事を確認しておきましょう。
家の中で危険な場所を確認
万が一窓が割れた時には破片が飛来する恐れがある為、特に窓周辺は気を付けましょう。
就寝時は、念のため窓から離れた場所が安全です。
お住まいの地域の水害・土砂崩れリスクを確認
台風は水害が多い為、海沿いや河川周辺、土砂崩れの恐れがある地域をネットや地域の防災マップ(ハザードマップ)などで確認しておきましょう。
危険な場所にお住まいの場合は、事前に避難する事も検討しましょう。
避難ルートも確認
避難予定はなくても、何が起こるかわからないのが災害です。念のために避難ルートを確認しておきましょう。
◆台風対策 事前準備8ステップ!
ここでは前もって用意する物やしておく事を説明します。
台風が到来してからでは外に出ることは危険なため事前に準備しましょう。
①食料を用意しておく(最低3日分)
食品
停電に備え、常温保存ができ簡単な調理で食べられる食品を用意しておきましょう。
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飲料水(目安:最低1人1日3L)
通常よりも多く飲料水をストックしておくと安心です。
特に、普段水道水を飲んでいるという方は断水に備えて置く必要があります。
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②防災グッズを用意しておく
≪用意する物≫
- ラジオ(できればワイドfm対応)
- カセットコンロ
- カセットガス
- ティッシュ類(トイレットペーパー優先)
- 電子機器の充電用バッテリー
- 電子機器の電池
- 照明(バッテリ―式、電池式どちらもあれば安心)
- バッテリー式扇風機、またはウチワ
- 雷ガード用コンセント(特にPCで仕事をしている方はあれば安心)
これらの非常用品は台風が来る前に揃えておきましょう。
非常用品はすぐに取り出せる場所に置いておくこともポイントです。
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③スマホなど電子機器の充電しておく
使用している電子機器とバッテリー類は、必ず事前に充電しておきましょう。
これを忘れると結構不安になります(笑)お忘れなく!
④停電時に備える
冷蔵庫が使えなくなる
生ものは早めに食べきるなど、冷蔵庫の食材を整理しておきましょう。
冷凍庫には物を詰めておくと溶けにくく、開け閉めを控えれば2〜3日は持ちます。
暑い時期は特に、保冷剤や氷を作っておくと色々使えて便利です。
断水用の水を用意(トイレ、その他使用)
大変なのはトイレです。
洗濯機や浴槽などにトイレ用と手洗いなどの生活用水を分けて溜めておくと良いでしょう。
扇風機が使えない
夏の暑い時期は停電するとエアコンや扇風機が使えず熱中症の恐れがあります。
天気が悪いので涼しいのではと思いがちですが、湿気が多く熱がこもりやすいのです。
台風が去っても電気が復旧するタイミングも分からないので、バッテリー式や電池式の扇風機やウチワがあれば重宝すること間違いなしです。
蓄電器
必須ではないものの、あれば安心で心にも余裕ができます。
筆者は蓄電器を持っていないのですが、アウトドアにも使えるので購入を検討中!
⑤ベランダを片付けておく
物干し竿や植木
飛ばされそうな物は室内に入れておきましょう。
物がガラスにあたってしまうとガラスが割れる可能性もあります。
また、飛ばされた物が駐車場の車にあたり、車を傷つけてしまう事も珍しくありません。
排水溝
枯れ葉やゴミなどがたまっていれば掃除しておきましょう。
特に一階の部屋は、雨が溜まればサッシから水が入ってきてしまう原因にもなります。
外の洗濯機
外に洗濯機を置いている場合、できれば突風で倒されない様に水をため重くしておくと良いです。
⑥窓対策
台風通過中はカーテンを閉めておくと、万が一ガラスが割れた時に破片の飛来を抑えることができます。
それだけで不安な方は、養生テープなどを窓に米印の様に貼っておくと良いです。
雨戸の代わりに飛散防止フィルムという物もホームセンターやネットで売っています。
⑦現金の用意
停電時は現金しか使えない店も多い為、いくらか用意しておきましょう。
⑧車を持っている人が気を付けること
ガソリンを満タンにしておく
災害時にはガソリンスタンドが閉店のところも多い為、事前に燃料を補給しておきましょう。
たまたま営業中であっても行列になっている事も良くあります。
屋内駐車場がおすすめ
屋内駐車場があれば移動しておきましょう。
また風が抜ける場所に駐車している場合は、移動しておく方が安全です。
◆通過中の過ごし方
出歩かない
台風通過中は出歩かない方が安全です。
万が一避難指示が出ても慌てて避難する方が危険な場合もあります。
都度、状況を確認して判断し避難する際にはタイミングに十分に気を付けましょう。
台風の目に入ると風がおさまるのでその隙に外出しても良いと思います。
リラックスして過ごす
情報に注意することは必須ですが、ある程度リラックスして過ごす方がおすすめです。
恐怖心でストレスをためても心配が倍増するだけです。
きちんと備えていれば映画鑑賞をしたり、リラックスした時間を過ごす方が疲れません。
私の停電時間は、お酒やお菓子を食べながら読書をしたり、頭の中を整理するジャーナリングをする事が多いです。夢中になれる暇つぶしアイテムを用意しておくと気が紛れておすすめですよ。
◆筆者の経験から得た教訓
冷凍庫の食材はクーラーボックスに移さない
停電になったからと言ってわざわざクーラーボックスに冷凍庫のものを移すのは待ちましょう。
冷凍庫とクーラーボックスの保冷力を比べても冷凍庫の方が高いです。
冷えていないクーラーボックスに食材を移してしまうとその食材でクーラーボックスで冷やす事になるので逆効果です。
それよりは、2~3日であれば開け閉めせずに冷凍庫にいれたままにする方が食材を守れます。
筆者もやってしまい食材をダメにしましたが、うちの母は冷凍庫に入れっぱなしで食材はまだ凍っていたと言ってました。
出かける時は靴で
台風通過中や通過後の外出は、割れたガラスや木々などが散乱している為スリッパではなく雨靴やスニーカー靴が安全です。
ゴム製の草履などは意外とガラスが刺さる事もあり危険です。
ガラスの破片の上を歩いた時は細かい破片が靴裏に刺さり、玄関までくっついてくるのでなるべく持ち込まない様に気を付けましょう。
以前、どうせ濡れるからと草履で外出し、アパートでエントランスのガラス戸が割れていた事があり、その周辺を歩く際にケガをしないか怖かったです。
加入保険の内容を確認
昨今の自動車は軽量化が進んでいる事もあり、強風で飛ばされる事も意外とあります。
心配な方は保険の内容も確認しておく事をおすすめします。
地形によって風が抜ける場所があり、このような事例はだいたい同じ場所で起こっています。
筆者の母も経験があり。補償対象外だった為、相手に修理代をお渡ししていました。母の過失というより自然災害中に起こったことだったので、相手方も受け取りにくそうにしていて、お互い気まずかったそう。
洗い物を少なくする工夫
台風が過ぎ去っても断水が長引く事もあるため、水は大切に使わなければいけません。
そのため食事の際は、お皿にサランラップやアルミホイルなどでカバーをし食材をいれると洗い物が減ります。
手間も少なくなって一石二鳥です。
キャンプなどのアウトドアでも使える工夫ですね。
準備は前倒しで!
購入しなければいけない物は、早めに購入しておく事が大切です。
直前になると購入者が殺到し、店舗では売り切れてしまう可能性が高いです。
特に離島などはその後の物資が届く時間もかかりますので注意が必要です。
2023年の台風はノロノロ台風が多くて大変でした。
台風が過ぎ去っても1か月ほど物資の調達が滞っていて、備えの重要さが身に沁みました!
◆さいごに
一人暮らしの場合は部屋がコンパクトな方も多いですよね。
なるべく普段使いもできて災害時にも役に立つものを選ぶと置き場に困ることも減ります。
以上のステップに沿って対策をしておけば、一人暮らしの台風でも安心して過ごせるず!
ぜひ参考にしてみてください。